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| 3 | | (火) | 2021.8 |
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こんにちは。熊本市島崎にある歯科医院、 うちこが歯科医院の森川康代です(^-^*)/ |
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前回、 口で呼吸をすることで 悪い影響がお口の中だけでなく 身体全体の健康に 影響するという事をお話ししました。
では 口呼吸の習慣を止めて鼻呼吸する方法についてお話します。
鼻呼吸をするためには、 お口を閉じることが必要です。 そのためには閉じるための筋肉を鍛えないといけません。
気がついたらお口が開いているという事はありませんか? それは、 お口の周りの筋力が不足している可能性があるからなんです。
お口の周りを鍛えるトレーニングをご紹介します。 このトレーニングは 子供から高齢者までできる 道具も使わずどこででもできる簡単だけど 効果の高いんです。
☆『あいうべ体操』☆
「あ」「い」「う」「べ」と 声に出して行うお口周りの体操です。
@「あー」と思い切り口を開きます。 A「いー」と口を横に開きます。 B「うー」で口をすぼめます。 C「べー」で舌を思いっきり前に出します。 最後の「べー」で舌を思いっきり前に出すことで 舌の普段使わない筋肉を鍛えることができるんです 「あ〜い〜う〜ベ〜」で1セットです。 これを一日30回おこないます。
テレビを観ながら、お風呂で湯船につかりながらでもできます。 お化粧をする前にあいうべ体操をすると お化粧のノリもよくなります(*^-^*)
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☆『ベロ廻し運動』☆ この運動もとても簡単です。 お口を閉じて、歯茎に沿って舌を回すだけです。 @口を閉じたまま、 舌で円を描くように上下の歯ぐきをなぞっていきます。 Aまずは右回りで10回、ぐるぐる動かしましょう。 B終わったら左回りで10回、同じように動かします。 これを1セットとします。3セット行ってみてください。 可能ならば廻す回数を増やしてみてください。 ※急いで動かすのではなく、 内側から頬を押すようにゆっくりと行うのがポイントです。 できるならば朝晩3セットずつ行ってみてくださいね。 痛みを感じたときは無理をせず、 ご自分のペースで徐々に回数を増やされても大丈夫です。
口の中にはたくさんの唾液腺があります。 舌を動かしたことでお口の中が刺激されます。 そうすると唾液の分泌が促進されます。 唾液には抗菌作用があるので、 口臭を抑制したり歯周病や虫歯予防にも効果があります。 |
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『あいうべ体操』も『ベロ廻し運動』を続けることで 舌に付着しているあご周りの筋肉を鍛えるので、 フェイスラインのたるみや二重あごやほうれい線の改善にも 効果があります。 しかも筋肉を鍛えることで血行もよくなるので 新陳代謝が上がり血色もよくなるから くすみや目の下のクマも改善にもなります。
『あいうべ体操』や『ベロ廻し運動』をして 「舌や口周りの筋肉が痛い!」と感じられた方は、 残念ながら筋肉が衰えている可能性が高いです。 無理は禁物ですが、「口呼吸を直したい」、 「ほうれい線が気になる!」、 「二重あごがきになる」という方は、 ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
鼻呼吸で健康になりましょう!!
ただし、口呼吸の原因が、 鼻炎や花粉症などアレルギー症状による鼻づまりなどで 鼻呼吸ができない場合あります。 その場合は、 耳鼻科の先生に相談し、適切な処置を受けて、 鼻づまりの改善を行うことをお勧めします。
うちこが歯科医院は、熊本市島崎にある歯科医院です。 ご来院の際は、あらかじめご予約のお電話をお願いいたします。
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